バラの育て方と栽培日記

~つるバラと宿根草の小さな庭づくり~

バラのベーサルシュートが続々発生!バラのシュートの管理方法としつけ方

 

バラの芽だしが終わって一通り葉が展開し終わると、

ニョキニョキッと顔を出すのがベーサルシュート

ベーサルシュートはバラの株元付近から勢いよく伸びてくる枝のことで、

養分を独り占めしながら成長するのでとても伸びが早いんですよね。

バラ ベーサルシュート

我が家でも木立バラ、つるバラともにベーサルシュートが発生し始めたので、

これらの管理方法やシュートのしつけ方について記しておきたいと思います。

 

 

バラのベーサルシュートとは?ほかのシュートと何が違う?

ベーサルシュートの管理方法やしつけ方についてお話しする前に、

そもそもベーサルシュートとはどういうものなのかについて簡単に触れておきますね。

 

まず、シュートというのはバラの枝のことで、とくに新しく伸びた枝を指します。

そしてそのシュートの中でも、バラの株元から発生する勢いの良いシュート

ベーサルシュートと呼んで区別しているんですね。

 

ベーサルシュートはバラの株姿を形作る太い枝で、将来の主軸となる大事な枝。

なので、ベーサルシュートが伸びだしたら大切に管理をしなければなりません。

 

以前、水やりの際にジョウロがぶつかって

ベーサルシュートをぽっきり折ってしまったという苦い経験があるので、

この時期は慎重に水やりを行うようにしています。

 

ちなみに枝の途中から発生するような枝サイドシュートと呼ばれていて、

こちらもベーサルシュートと同じように大切に扱います。

 

ベーサルシュートとサイドシュートの違いは、

枝が発生する位置が株元か枝の途中かということだけのようなので、

シュートの種類についてはそれほど神経質にならなくてもいいと思います。

 

 

ベーサルシュートを放っておくとどうなる?シュートのしつけが必要な理由

バラの株元からベーサルシュートが勢いよく伸びだすと、

株が若返ったようでうれしくなりますよね。

ですが、この生育旺盛なベーサルシュートを放っておくと、

もとからある古い枝をどんどん追い越して

養分や水分、日光を独り占めするようになってしまうんです。

バラ ベーサルシュート

バラ栽培の本やサイトなどでシュートのイメージとしてよく例えられているのが、

水が流れているホース

蛇口につないだホースに水を勢いよく流して途中でホースを折り曲げると、

蛇口につないだ部分やホースの傷んだ部分から水が勢いよく噴き出しますよね。

  • ホース=シュート
  • 流れている水=養分や水分

というイメージで置き換えてもらえばイメージしやすいかと。

 

根から吸収された養分や水分は枝の先へ先へと送られますが、

剪定や花後の切り戻しなどで枝先がなくなり行き場が失われると、

株元や枝の途中から顔を出さずにはいられなくなるというわけです。

硬くなった古い枝よりも柔軟性のある新しい枝のほうが成長速度が速いので、

新しく発生したシュートだけがどんどん伸びていくという状態になるんですね。

 

そうなると困るのがもとからあった古い枝たち。

養分や水分をシュートに横取りされて十分に取り込むことができないので、

成長が緩やかになって芽吹きが遅れてしまったり、樹形が悪くなってしまいます。

 

勢いよく成長するシュートの陰に隠れて日当たりが悪くなるので、

最悪の場合は枯れ込んでしまうことも。

枝が減れば当然花数も少なくなるので、悪いこと尽くしなんですよね・・・

こうならないためにも、時期が来たらシュートのしつけを行う必要があるというわけです。

 

具体的なシュートの管理方法としつけ方

シュートの管理方法としつけ方は、バラの健康状態や系統によっても違ってきます。

新苗や弱っているバラの場合

枝の数がまだ1~2本と少ない新苗や枝葉が弱っているバラの場合でも、

もちろんつぼみは付くので花を咲かせようと思えば咲かせることができます。

ですが、株が充実していないときに花を咲かせてしまうと

その分大量のエネルギーが使われてしまうので株の成長が妨げられてしまうんですよね。

 

なので、こういう場合にシュートにつぼみが付いたら、

花が咲く前に切り戻したり摘み取ったりします。

サイドシュートを切ると株元からベーサルシュートが出てくるので、

もともとの古い枝とバランスを見ながら切り戻すようにします。

 

大苗や元気なバラの場合

バラ ベーサルシュート

株が充実している大苗や元気なバラの場合

シュートの切り戻しは花を咲かせてからでOK。

このとき、ベーサルシュートはサイドシュートよりも強めに切り戻すようにすると、

株全体のバランスがとれて安定した株姿になります。

 

つるバラの場合

枝が長く伸びるつるバラの場合、とにかくシュートも長く伸びます。

とくにベーサルシュートは勢いよく伸びますよね。

 

↓これはポールズヒマラヤンムスクのベーサルシュート。

やっぱり伸びが早いです。

ポールズヒマラヤンムスク ベーサルシュート

つるバラのシュートは最初のうちこそピンとまっすぐ立っていますが、

伸びるにつれだんだんと枝垂れてきます。

つるバラは、シュートが枝垂れて曲がってしまうと成長が止まってしまうという性質があるので、

枝垂れないようにシュートをまっすぐ立てておく必要があります。

 

つるバラのシュートをしつけるときは長めの支柱を使います。

シュートが上にまっすぐ伸びるように、

シュートに沿う形で無理のない位置に支柱を立てて麻ひもなどで固定します。

 

シュートをまっすぐしつけることで日当たりや風通しが良くなるので、

病害虫の発生を予防することができたり、充実した株に育ちます。

 

以上、バラの健康状態や系統によるシュートの管理方法としつけ方でした。

シュートは株を育てるのに大事な枝ですが、

ほったらかしにするとあっという間に成長しすぎてしまうので、

早め早めのしつけを心がけるようにしたいですね。

 

 

コメント/トラックバック

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  1. By バラタック

    初めまして。
    バラを始めたばかりの初心者です。最近このブログに出会い、お勉強させて頂いてます。とてもわかりやすく、ありがたいです
    今後とも宜しくお願いします

    • バラタックさん、はじめまして。
      コメントありがとうございます^^

      こちらこそお役に立てますと幸いです。
      旧ブログもありますので、そちらも合わせてご覧いただけましたらうれしいです。
      http://climbing-rose-garden.com/

      これからもよろしくお願いします(*^^*)

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