庭中がバラの香りでいっぱいになるまであとわずか。
我が家のバラたちも少しずつですが着実に開花の準備を進めているようです。
わたしもそんなバラたちのお手伝いをしようと、
中耕と肥料、マルチングの作業を行いました。
今回は、その作業工程を写真でご紹介したいと思います!
※「そもそもバラの中耕とは?」という方はこちらの記事も合わせてご覧くださいね。
⇒バラの中耕とは?中耕をする意味や効果、中耕前にやっておくべき作業について
今回、写真で作業工程をご紹介するバラはこちらのつるバラ、
“ポールズヒマラヤンムスク”になります。
(⇒一季咲きつるバラの花後、花がら切り作業はどうする?2015年5月30日より)
我が家のポールズヒマラヤンムスクは、
壁面に設置したトレリスにこんなふうに誘引されてひと冬を越しました。
シュートがどんどん伸びて暴れやすい品種なので、結構大胆に剪定しています。
さて、このポールズヒマラヤンムスクの株元がこちら。
冬の間、ずっと雪に埋もれていたせいか、冬剪定後に施した肥料が粉々に砕けていました。
雪が降る前にキレイに取り除いたはずの雑草もちらほらといつの間にか顔を出しています。
バラの中耕を行う前に、まずは雑草などの不要物を取り除いていきます。
枯れ葉などの堆積物も邪魔になるのでキレイにお掃除。
バラの株元によく出現する、このような苔は取るべきでしょうか?
よく分からないので、今回はそのままにしておきました。
そしてキレイになったポールズヒマラヤンムスクの株元がこちら。
写真からでは全くと言っていいほど分かりませんが、
土の表面がカチカチに固まっていて良い状態とは言えません。
バラにとっての良い土とは、柔らかくてフカフカした状態の土ですよね。
なので、このカチカチ状態の土をほぐして(=中耕)
空気と栄養分を取り入れやすいフカフカと柔らかい土に変えていきます!
わたしが今回の中耕で使用したのはオベリスクか何かに付属していたこちら。
しっかりした作りで持ちやすいので、
名前も分からないこの道具を使ってバラの株周りを軽く耕しました。
耕していくと細かい根っこが土の表面に出てくることがあるので、
目立つものだけでも取り除いていくことにします。
あの道具を土の表面に突き刺そうとしてもカチカチに固まっていてビクともしませんでしたが、
力を入れなくても5cmほどの深さまですんなりと入るくらいになりました。
こうしてやっと見た目にもフカフカした状態の土になりました。
さて、中耕の次は施肥とマルチング!
毎月1回施しているいつもの化成肥料を一握り程度与えます。
バラの株元に肥料をばらばらっとまいたら、お次はマルチング。
バラのマルチングとして使うのはこちら、“お馬のたい肥”です。
土壌改良効果もある有機物タイプのマルチング材で、
小山内健さん執筆の『ローズレッスン12か月』で紹介されているものになります。
土入れ用のスコップに1杯分をバラの株周りにまんべんなく広げていきます。
サラサラっとした質感の堆肥なので、
ちょっと強い風が吹くとはらはらっと飛んで行ってしまいます。
なので、表面の土と軽く混ぜ合わせて落ち着かせました。
あとは水やりをして終了です。
以上、バラの中耕、肥料、マルチングの作業工程でした!
あとはバラの開花を待つだけです。
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