昨年、黒星病の症状が現れたものの、
何とか回復してたくさんの花を咲かせてくれたつるバラ、レイニーブルー。
今年もつぼみがいくつも上がり、一輪目の花が咲いたのがつい数日前のこと。
上品で落ち着いた花色が何とも言えずお気に入りのつるバラです。
そのレイニーブルーの葉がここ数日の間にこんな状態になっていました。
こんな症状を見たのはこれが初めてではありませんが、
今回は症状があまりにも広範囲に広がっているので心配になり・・・
手持ちのバラ栽培本を見てもこのような症状は見当たらなかったので、
ネットでひたすら画像検索していたら同じような画像がありました!
そちらによると、この症状はどうやらハモグリバエという虫の仕業のようです。
ハモグリバエは別名エカキムシとも呼ばれている害虫で、
バラの葉以外にも野菜や草花の葉に寄生するとのこと。
ハモグリバエの小さな成虫は葉の組織内に卵を産み、ふ化した幼虫が葉の中を食害します。
その食害の跡がまるで葉に絵を描いたような模様になることから、
エカキムシとも呼ばれるようになったとか。
ハモグリバエの幼虫の食害に遭った葉は、蛇行したような白い線が入り、
その部分に黒い糞が点々と入るようになります。
まさにレイニーブルーの葉に現れた症状そのものです!
見た目が著しく悪くなるのはもちろん、葉が枯れ落ちたり株の生育が悪くなったり・・・
ハモグリバエの被害に遭ったからと言ってすぐさま重大な事態に陥るわけではないようなので、
とりあえず症状がひどい葉だけ取り除いておきました。
ハモグリバエの対策や駆除方法について詳しくは、また改めて調べてみようと思います。
【追記6/8】
ハモグリバエの被害を受けたレイニーブルーですが、何の問題もなく満開となりました!
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