ご無沙汰しております。
日々の忙しさにかまけて、ブログが放置状態になってしまっていて申し訳ありません。
コメントをいただいていることにも気づかず、お返事が遅くなってしまったことも重ねてお詫びいたします。
さて、我が家のバラも、それからわたしもなんとか元気にやっていますが、バラの丈夫さに驚かされたというエピソードがあったので、今回はその出来事についてお伝えしたいと思います。
↓八重咲きチューリップのブルーダイヤモンドが開花しました。
「バラを育ててみたいけれど、なんだか難しそう…」
そんなふうに思っている人は多いのではないでしょうか?
わたしも以前は同じように思っていましたが、今は全く逆の気持ちでいます。
バラを育てるのは簡単とまでは言いませんが、育てるだけなら案外できるものです。
実は昨年、持病が悪化して、しばらくバラのお世話ができなくなっていました。
立ち上がることさえやっとの状態だったので、肥料やりや剪定・誘引はもちろん、水やりすらできませんでした。
「このままでは鉢植えのバラたちが全滅してしまう…!」
と思いながらもどうしようもなく、悶々とした日々が過ぎていきました。
ですが、夏〜冬を乗り越えたこの春、地植えのバラは当然のことながら鉢植えのバラも何事もなかったかのように新しい葉を付けベーサルシュートを伸ばしています。
※以下、ベーサルシュート関連の記事です。
⇒バラのシュートとは?ベーサルシュートはなぜ発生する?
⇒バラのベーサルシュートが続々発生!バラのシュートの管理方法としつけ方
⇒ベーサルシュートのピンチは何回?バラの樹形を美しく整えるために
⇒ピンチするタイミングを逃したベーサルシュートはどうする?
⇒バラ開花時期のベーサルシュート・サイドシュートの伸びは肥料の与えすぎ!?
こちらは木立バラのボレロです。
ろくに水やりもできなかったので、雨や夜露だけで乗り切ったのでしょう。
それなのにとくに大きなダメージもなく、つやつやした葉を付けています。
そして、こちらは四季咲きバラのサニーノックアウト。
修景バラとしても使えるような丈夫なバラなので、こちらは放置しておいても安心でした。
花付きがとても良く、年がら年中咲きすぎるほどなので、あえてポストの裏側になる日陰に置いて樹勢を落としています。
それでもご覧の通り、これでもか!というほど葉を生い茂らせているのにはびっくりです。
これは後で枝をすっきりさせてあげないと風通しが悪そうですね…。
そして、玄関にぴったりなトゲなしつるバラがこちらのキャスリーンハロップと…
同じくトゲなしつるバラのゼフィリンドルーアンです。
ゼフィリンドルーアンは葉が芽吹いていない枝が目立ちますが、それでも完全に枯れ枝になったわけではなく、何とか生き延びてくれました。
いずれも水やりなし・肥料やりなし・剪定なしという過酷な状態に置かれてしまった鉢バラたちです…。
そんな状況にもかかわらず、今年も美しいバラを咲かせようと枝葉を茂らせている様子を見るとうれしいやら申し訳ないやらで複雑な心境になります。
このように、バラって案外丈夫なものなんですよ。
あれこれ施してあげる過保護状態よりも、放置状態のほうがかえって生き生きとしてくる場合もあるのではないでしょうか?
(とはいえ、今回はたまたま調子が良かっただけかもしれないので、良いバラ栽培者は真似しないでくださいね!笑)
冒頭で、バラは育てるだけなら案外できるものだとお話ししましたが、バラを美しく咲かせるという点で言うとまた別問題かもしれません。
枯らさずに育てることはできても、花付きを多くしたり美しく開花させたりするためにはやはり人の手が必要でしょう。
これからいよいよバラのシーズン到来です。
まだまだコロナウイルス問題で引きこもり状態が続きますが、バラはこんなご時世でも変わりなく美しく咲いてくれます。
気分がふさぎがちになるこんなときこそ庭に出て、ゆっくりバラ時間を楽しみたいですね。
コメントはこちら